オスグッドは成長期にある子供たちに特有の症状。サポーターやテーピング、ストレッチで対策。
オスグッドシュラッテルは、スポーツなどの激しい運動で痛みが出ます。ひどい時には手術治療も。
オスグット病という名前を良く聞くようになりました。オスグットシュラッテル病とかシュラッター病などと書き込みされている事が多いようですが、正式には、Osgood-Schlatterと書き、医学的にはシュラッターではなく、シュラッテルと読むようです。
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この背景には、サッカーや野球などスポーツを小さなころから専門に行う子供たちが増えて来た事があげられます。小学校高学年、中学生になるとこうした活動を行っているうちに膝の痛みを訴えてくる子供達が大変多いそうです。これらの半数はオスグット病と呼ばれる骨端症(こったんしょう)で、骨端軟骨に分離や遊離がみられる症状の事を言うそうです。スポーツを行っている時に急激に膝の前方部に痛みを感じたり、腫れが生じることもあるそうです。
これを我慢してスポーツを行い続けると通常生活においても痛みを伴うようになってしまいます。詳しい原因については、現在様々な説があるそうですが、昔でいう、「使い過ぎ症候群」のひとつとされているようです。
オスグット症の診断は、レントゲンなどで簡単に行う事ができるので、その疑いがある場合は、早めに整形外科で受診してもらうようにして下さい。
治療方法としては、日常の生活においていたみを伴う場合は、スポーツの禁止を行う場合もあるようですが、通常は、サポーターの着用を行うなど(このサポーターもオスグット症に適しているものがあるので医師に相談されると良いと思います)し、スポーツ前にストレッチを行うなどで、対応する場合がほとんどです。
テーピングも有効ですが、テーピングの仕方は専門的知識が必要となります。またスポーツ後も軽いストレッチで疲れをほぐしたのち、氷等で10分程度局部をひやすアイシングをおこなうなどの保存的治療で完治する場合が多いようです。
ごくまれな例となりますが、手術が必要な場合もあります。これは、遊離がひどく痛みが強い場合は、摘出手術を行います。
このオスグット症は、骨の成長が完了するとともに軽減され、スポーツに支障をきたす事は、ほとんどありませんが、まれにオスグット後遺症とよばれる症状に悩まされる方もいます。この後遺症は、成人になって、激しい運動により再び強い力が加わることで、異常骨形成部に疼痛が発生するようです。
これらの改善はなかなか、難しいようです。この場合もオスグット病と同様、ストレッチやアイシングで治療を行う事が効果的です。